女性の薄毛【20代からはじまる薄毛　その原因とは？②】

以前コラムでお話ししました男性型脱毛症に対して女性にもおこる脱毛症についてお話しします。
前頭部や頭頂部に薄毛の症状がみられる男性型脱毛症とは異なり、
頭頂部を中心に広い範囲に細く柔らかい毛髪が多く生えることで
全体的なボリュームが少なくなるというような症状がみられるのが女性型脱毛症です。

以前は、高齢(特に閉経後)の女性に多く見られましたが
近年では若年化がすすみ30～40歳前後の方にも症状がみられるようになっています。

【女性型脱毛症の特徴】・頭頂部を中心にして毛髪の量が減る。
・毛髪が細くなる（男性型と違い軟毛化はしない）
・前頭部の生え際はほとんど変化がない（男性型のM型を取ることはない）

特に女性の脱毛症でもっとも発症しやすい“びまん性脱毛症”
びまん＝一面に広がる　という意味で男性型と違い頭皮全体の毛髪が薄くなる特徴があります。
全体が徐々に薄くなっていき、気が付いた時にはかなり進行しているケースもあります。

・短い毛髪が多くなってきた
・ボリュームが減った
・分け目が薄くなった
・地肌が透けて見えるようになってきた
・髪の毛が大量に抜ける
・1本1本が細くなった
＊これらの症状の中で当てはまる項目が多い方は注意してください。

女性の脱毛症はストレスによる自律神経の乱れや様々な要因により
頭皮の血行が悪くなったり食生活の乱れによって栄養が不足したりすることで起こりやすいと言われます。

そのため部分的にではなく、頭部全体の髪の毛が薄くなるびまん性脱毛症が多いと考えられています。

最近では若い方でも睡眠不足によって自律神経が乱れてしまう、
偏った食事や過度なダイエットにより女性ホルモンの分泌のバランスが崩れてしまうことで脱毛症が引き起こされます。

また間違ったヘアケアや頭皮に負担のかかるカラーなどの施術も要因となっているようです。

脱毛症の原因はストレスなど様々なものがありますが、その対策は日常的なスカルプケアやヘアケアが重要です。
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