【20代からはじまる薄毛 その原因とは?①】

“AGA”このワードを耳にしたことがあるでしょうか。
AGAとはandrogenetic alopeciaの略で男性型脱毛症のことです。
男性ホルモンが関与していることからこのように言われています。正式名称:壮年性脱毛症といいます。

この男性型脱毛症は進行の仕方に特徴があります。

①頭頂部を中心として薄毛が進行する“O型”
②前側頭部が後退して薄毛が進行する“M型”
③1と2が合わさって薄毛が進行する“混合型” というような進行のパターンがあります。

早ければ17歳前後から症状が出始める人もいますが多くは20~30代から症状が出始め、40代にはさらに進行していくものです。
初期の段階では、洗髪やブラッシングをした際に太く長い毛(硬毛)が多く抜けます。
次第に毛包が縮小して細く短い毛(軟毛)が抜けるため、抜け毛は目立たなくなります。
ただ頭皮に残っている髪の毛も産毛のような軟毛になるため地肌が見えてしまうような状態、つまり薄毛といわれる状態になります。

AGAの素因は遺伝することも知られていますが、直接の原因は男性ホルモンといわれます。
男性ホルモンの影響をうけ成長阻害因子が毛母細胞に対して働きかけることで
ヘアサイクル(毛周期)が短縮してしまう。という現象がおこっています。
*ちなみに後頭部の髪の毛や眉毛は男性ホルモンの影響を受けないといわれています。

ここで少しだけヘアサイクル(毛周期)についてお話しましょう。
ヘアサイクル(毛周期)とは髪の毛が生まれて成長し、抜け落ちるまでの過程をいいます。

 

①成長期→②退行期→③休止期→④脱毛・新生→①成長期…

髪の毛には1本1本異なった上記のようなヘアサイクル(毛周期)があり、一定の期間が過ぎると成長が止まり、根元から抜け落ちるので毎日抜け落ちる髪の毛があるのは正常な生理現象というわけです。

ただし、抜ける本数が多くなってしまったり、抜け落ちた髪の毛がすべて細くて軟毛だったりすると脱毛症の可能性が考えられます。

AGAはヘアサイクル(毛周期の)中の成長期が短くなり通常よりも早く休止期に移行することで成長しきれない髪の毛が増えているということです。

 

今回お話しした男性型脱毛症に限らず、頭皮や髪の毛のケアでお悩みの方は常にたくさんいらっしゃいます。
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