【その肌荒れ、花粉かも?】お肌のバリア機能について

毎年この季節、花粉による悩みをかかえている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
目のかゆみや鼻水などのアレルギー症状だけでなく、肌のかゆみや揺らぎなどを感じる方も多いはず。

実はその肌トラブル、季節の変わり目によるゆらぎ肌ではなく、花粉が原因の花粉皮膚炎かもしれません。

 

花粉症と肌荒れの関係について

お肌には元々バリア機能が備わっており、外的刺激からお肌を守る働き、お肌内部の水分の蒸発を防ぐ2つの働きがあります。
このバリア機能が低下することで、花粉などの外部からの影響を受けやすくなり、赤みやかゆみなどの花粉症皮膚炎の症状を引き起こします。
バリア機能は、肌表面の「皮脂膜」、角質細胞内の「NMF(天然保湿因子)」、細胞間を埋める「細胞間脂質」の3つの保湿因子によって水分や油分がバランス良く保たれた状態で正常に機能しています。バリア機能は紫外線のダメージや乾燥などの影響を受けて、機能性を失ってしまいます。

 

 

バリア機能を正常にし、花粉の肌荒れを予防する方法

・乾燥を予防する

肌のバリア機能を高めるには水分と油分のバランスを保つことが重要です。
ピーリングなどの刺激の強いスキンケアは控え、細胞間脂質の代表格であるセラミドやNMFの大きな構成を占めるアミノ酸などを配合した化粧水などで水分をたっぷりと補給して、スクワランなどの油分で肌内部の水分の蒸発を防ぐようなお手入れを行うのがおすすめです。

 

・花粉の付着を防ぐ

バリア機能の低下しているお肌へアレルギーの原因になる物質が付着していると赤みやかゆみなどのトラブルにつながってしまう恐れがあります。
朝晩の洗顔を優しく行うことも基本ですが、外出する際は外的要因から肌をまもるために軽くメイクをすることもおすすめです。
また帰宅後は服を玄関ではたき、服に付着した花粉を落としてからお家へ入ることも素肌へ花粉が付着するリスクを軽減してくれます。

 

今回は花粉とお肌のバリア機能についてご紹介しました。
お肌にトラブルのある際は、かかりつけの皮膚科医にご相談へいかれることをおすすめします。

コスメシューティカルではお肌のバリア機能を高める効果が期待されているセラミドやアミノ酸を配合した処方などもございます。ぜひオリジナルでお化粧品をお作りになられたい方はお気軽にお問い合わせください。

 

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